今回、新たに発売される「ボルズィ錠」の勉強会がありました。その特徴はなんと言っても、「翌日の眠気、怠さが残りにくい!」というお薬です。
この薬はベルソムラやデエビゴ、クービビックと同様の作用機序(オレキシン受容体拮抗薬)を持つ、新たな不眠症治療薬です。
これらの薬は、目覚めを促す「オレキシン」の作用を弱め入眠しやすくします。依存性、耐性が少ないことから、近年は多くの患者さんに使われています。「ボルズィ錠」の発売で薬剤の選択肢が広がったことは良いことだと感じます。
「ボルズィ錠」は翌日の眠気、怠さが残りにくい薬剤となっていることから、これまで眠気、怠さで悩んでいた患者さまには使いやすいお薬ではないかと思います。ただし、併用禁忌薬剤があるので要注意です。また、食事の影響を受けるので食後の服用は避ける必要があります(入眠効果発現の遅延)。詳しくは薬局薬剤師までご相談ください。
最後に名前の「ボルズィ」の由来ですが、一般名「ボルノレキサント」と睡眠を表現する「zzz」を合わせて名付けられたそうで、面白い名前ですね。(英語表記も「Vorzzz」となっています。)
野のはな薬局 F
