見方を変える

ミニチュア写真家の田中達也さんをご存じでしょうか。

私がその存在を知ったのは、2018年に長崎歴史文化博物館で開催された「MINIATURE LIFE展 見立ての世界」がきっかけでした。すでに朝ドラのタイトルバックを手がけたことで注目を集めていたようですが、当時の私は全く知らず、このとき初めて作品に触れました。

ミニチュアの視点から「日常にあるものを別のものに見立てた作品」を目にしたときの衝撃は思わず引き込まれ、強く印象に残っています。会場で購入した本は、小浜マリーナ薬局に置いていたので、スタッフや患者さんの記憶に残っているかも?

そして最近、友人から「今開催中の『田中達也展 みたてのくみたて』がとても面白かった」と聞き、さっそく行ってきました!

ある程度の想像はしていたものの、その想像以上に想像できない作品で、「なるほど!」と感心するものから、思わず笑っちゃうものまでさまざまで、見方ひとつでこんなにも世界が変わるのかと、改めて実感しました。

現在公開中の映画『WICKED FOR GOOD』でも「見方を変える」という表現が登場します。
どうしても固定観念というものはありますし、日常に追われて、見方を変える余裕なんてない毎日ではありますが、ほんの少しでも「見方を変える」視点を取り入れていきたいと感じました。

写真は、コンタクトレンズを傘に見立てたもの。そして雨のしずく。

コンタクトレンズは、薬局で扱っている身近なものですが、こんな発想はなかなか思いつきません。他にも、PTPシートの殻を使ってたこ焼きを焼いている作品もありました。ほぼ毎日見ているはずなのに…全く思いつきません。
どれも「日常の見方」を大きく広げてくれるものでした。

この企画展は長崎県美術館で413日までとなっています。気になった方は、ぜひ足を運んでみてください。

 

総務 O