高コレステロール血症の新薬

今年11月に新たな高コレステロール血症薬「ネクセトール錠180mg」が発売され、薬局にて勉強会がありました。


現在、高コレステロール血症の治療薬として、アトルバスタチンやロスバスタチン、プラバスタチンなどの「スタチン系薬剤(以下「スタチン」)」が主流ですが、スタチンを処方された患者さんのうち一部の方は、副作用によって継続が困難なケースがあります。これを「スタチン不耐症」と呼びます。


今回発売された「ネクセトール錠180mg」は、このような「スタチン不耐症」の患者さんに使うことのできる薬となります。これまでの治療で効果が不十分な患者さんへの新たな治療薬となります。なお、副作用として高尿酸血症があることに注意が必要となります。


薬学的な視点から言うと、新たな作用機序の高コレステロール血症薬が増えたことは、今後の治療に期待が持てるのではないかと考えています。


(スタチン:HMG-coA還元酵素阻害剤)


(ネクセトール:ATPクエン酸リアーゼ阻害剤)


高コレステロール血症は、放置すると心臓病や脳梗塞などの疾患を引き起こしかねません。日頃からの健康チェックと、食事・運動といった生活習慣の見直しなどが大切です。お薬を飲まれている方は、飲み忘れのないように引き続きお願いします。

 

野のはな薬局 F